《お酒の種類によって健康に差が出るのか?》

《お酒の種類によって健康に差が出るのか?》with @dr.training_ 

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『酒は百薬の長』と言われ、『赤ワインは健康にいい!』といった話もありますが、実際のところどうなのでしょうか?

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今回は、お酒の種類と健康についてお話します。

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■ワインをたくさん飲んでいた人ほど、死亡率が低い
デンマークで行われた、最も良く飲むお酒の種類と頻度と死亡率を調べた研究では、『ワインをたくさん飲んでいた人ほど死亡率が低く、このような傾向は他のお酒では認められない』という結果が出ました。
この理由として、赤ワインに含まれるポリフェノールがその効用をもたらす物質の候補として挙げられました。ポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化を予防し、その結果として心筋梗塞を予防すると考えられたからです。
ということは、ワインさえ飲んでいれば、健康が保てるのでしょうか…?
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■ワインをよく飲む人たちは、野菜と果物をたくさん食べている
アメリカで行われた、お酒の好みと食品摂取量との関連を調べた研究では、ワインをよく飲む人たちは、ビールや蒸留酒など他のお酒を飲む人たちやお酒を飲まない人たちよりも『野菜と果物をたくさん食べ、赤身肉と油で揚げた肉の摂取量が少ない』ことが分かりました。 
肉には飽和脂肪酸が多く、摂りすぎると心筋梗塞の原因になると考えられており、野菜と果物にはカリウムが豊富で血圧を下げることによって心筋梗塞の予防効果が期待されます。
ということは、ワインによってというよりも食べ物の結果として健康を保っていたとうことなのでしょうか…?
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■ワイン派とビール派では、選ぶ物が違う
デンマークで行われた、スーパーマーケットのレシート情報を分析してビールを買った人とワインを買った人がそれぞれどのような食品を一緒に買っていたかを比べた調査では、ワイン派に比べてビール派がよく購入してた食品は、ソーセージ、マーガリンやバター、豚肉、ポテトチップスなどでした。バターとマーガリンには飽和脂肪酸やトランス脂肪酸など心筋梗塞の原因となる物質が多く、逆にワイン派では心筋梗塞の予防因子のひとつである多価不飽和脂肪酸が多い植物油が挙げられたのです。その他ワイン派では野菜や果物が多く、先ほどのアメリカの調査結果と同様でした。
さらには、どちらもチーズや牛乳が挙げられましたが、ワイン派は低脂肪のものを購入していました。
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というわけで、前回のコラムと同じように、飲むお酒の種類によって死亡率や健康に差が出るというよ.りもどんな食べ物を一緒に食べているかということが大事なようです。

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楽しくお酒を飲むときにひとつひとつ『何を食べるか』を考えるのは大変ですが、メインで飲むお酒をワインと決めてしまえば、自動的に食事も良いチョイスができそうです。

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お酒を飲む際は、「いつもはビール派だけど健康のためにワイン派になろう!」とか、「最近ビールが多かったから、今日はワインのお店に行こう!」というのもひとつの選択肢かもしれません😊

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この栄養コラムは、恵比寿と中目黒に店舗を構えるDr.トレーニング栄養士チームのご協力でお届けしています。 .

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